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アンティーク農機具と手作り農機具など
麦雑穀工房マイクロブルワリー
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埼玉県小川町駅前
茅葺農作業小屋

前世紀、1998年から制作中
周囲の畑で採れた麦やキビなどの茅で葺いた農作業・東屋。畑の中央に位置します。骨組みは杉を製材した際にでる端材を森林組合からいただいたものです。完成する前に、紐がカラスに突っつかれて茅が落ちてしまったり、前年までに葺いた茅が腐ったりしてくるため、完成のめどが立ちません。撮影日は12月26日です。手前に緑肥を目的に播種したライ麦が発芽しています。
脱穀機

戦後の製造だと思います。
穀類などの実を茎葉から分離する農機具です。
1999年秋、三上教授より寄贈。
回転ドラムや軸受けなど、要所がしっかりしていました。
腐った部分はブリキによる板金細工を施して、塗装しました。
2000年6月の麦類脱穀から活用します。
手作り脱穀機

1998年制作
穀類などの実を茎葉から分離する農機具です。
こちらは大量作業向き。手作りミニ脱穀機は少量の脱穀作業用。
この脱穀機の主な材料は廃材の木材、針金です。木製手作りプーリー、軸はテレビアンテナのポールです。
脱穀した穀類の大半が籾莢投入側とゴミ出口に飛び出てしまいます。
そこで、両側に扉をつけました。扉は必要なとき閉じてしまいます。
さらに脱穀時、ゴミ出口は大きい箱を用意して、ゴミと共に飛び出た
穀類を集めます。これは後で選別が必要です。
アワやキビなど切り取った穂から脱穀するときはゴミ出口の扉を閉めます。
精米機

製造年月不明
玄米から消化や味が悪いぬか屑や胚芽を除き、白米にします。
小川町「石井アグリ」様から寄贈
精米ばかりでなく、脱穀後の小麦やライ麦、ソバのゴミ選別に大きな役割を発揮することがわかり、重宝します。
小麦やとくにライ麦は脱穀しても、籾殻が完全に分離しません。脱穀機の網目が大きいためです。
網目を小さくすると脱穀能率が低下するとともに、穀粒が割れてしまいます。
そのため脱穀後、唐箕による選別をおこなっても籾殻や茎などがだいぶ残ってしまいます。
これを救うのがこの精米機なのです。圧をかけないでゆっくりまわします。すると、籾殻やゴミが完璧に除去できてしまうのです。
1998年まで、動力伝達用のベルトがないので未使用でした。
最近、Vベルトや息子が使わない柔道着の帯を針金で結んでベルトに代えて活用しています。
今では、モーター内臓の小型精米機を家庭電器店でも売っているそうで、精米用途としてこのタイプを利用
されている方がほとんどなくなりましたが、・・・私の実家では使っています。
「音がうるさく、面倒だけれども、米がうまい」といいます。
「土入れ」と呼ぶのでしょうか。

製造年月は戦前だそうです
?
98年の暮れ、小川町の岡本様より寄贈。
麦やアワなどイネ科植物のぶんけつ(根元に近い茎の節から新しい茎を分岐)を促進させるために、
根元に土をかぶせる道具です。
唐箕(とうみ)

1940年代製造
穀類や豆類を籾殻やごみと選別します。
風力を利用して穀粒の選別、混ざりものの除去を行う農機具。
埼玉県比企郡小川町 笠原勇様より1997年7月寄贈
籾摺機(もみすりき)

1950年代製造
穀類や豆類を籾殻やごみと選別します。
乾燥したもみをすってもみがらを飛ばし、玄米にする機械。
埼玉県比企郡小川町 笠原勇様より1997年10月寄贈
手作りミニ脱穀機

1996年制作
穀類などの実を茎葉から分離する農機具です。
80年頃製造の設計不良商品の芝刈り機を改造して制作しました。
それは歯が外れない構造のため、歯の研磨ができなかったのです。
この設計不良の芝刈り機に穂付き小麦を通したところ、うまく脱穀しました。
これに気をよくして、使いやすいように、投入口と出口を付け加えました。
付加した部分の材料は廃材の木材です。
手作り選別機

1996年制作
風力を利用して穀粒の選別、混ざりものの除去を行います。
93年に解体した家屋からでた台所換気扇をつかって制作しました。
投入口や出口などの材料は杉板です。拙宅では、冬の暖房に薪ストーブ
をつかっています。
この燃料は近くの森林組合からいただいてきます。
こののなかから、日曜大工に使えそうなものを大事に保存しておきます。保存は家内に不評です。
備中鍬(びっちゅうぐわ)でしょうか。
鍬にちがいありません

製造年月不明
もっとも古から使われた代表的農機具。鋤(す)き起こし・整地・
除草・掘り取り収穫などの作業に用いる。
93年に入手した小川町の宅地に転がっていました。
この付近には、夫婦二人で力を合わせて耕すための「夫婦鋤」と呼ぶ、
柄の長い、大きな鍬があったそうです。
石臼(いしうす)

製造年月不明
小麦やソバなどを製粉するときにつかいます。
下半分しか存在しません。
石でつくったうす。
93年に入手した小川町の宅地に転がっていました。
製麺機

1940年代製造と思われる。45年生まれの私が物心ついたころ、これに
似た機械を母がつかっていました。
うどんやソバの生地を延ばしたり、細く切ることができます。
95年の暮れ、近くのごみ捨て場に置いてあったので、持ち帰りました。
土とサビにまみれていましたので、解体して、一つひとつの部品を鉄束子で磨き上げ、再生させました。
以後、お客様がいらっしゃったときは、これでうどんをつくってごちそうします。
自然力農法で栽培して、自家製粉した小麦粉でです。
手作り農具小屋とガラス製の温室

1996年制作
農具や資材を収納します。
93年に解体した家屋からでた廃材をつかって制作しました。
奥の変な構造物が「ガラス製の温室」です。これも同様の廃材でつくりました。
冬は中の土や水が凍ってしまうので、温室とは呼ばないのかも知れませんが、
夏は明らかに温室になります。
手作りプラントベット
1996年制作
麦を発芽させます。
杉板とステンレス製防虫網をつかって制作しました。
麦芽をつくるときにつかいます。湿らせた手ぬぐいを敷き、約2キログラムの麦に水分を含ませて、
このなかに入れます。湿らせた手ぬぐいをかぶせて、
さらに湿らせたタオルケットで包んで発芽を待ちます。
手作り恒温焙烙(ほうろく)
1999年制作
麦芽を乾燥させて、炒ります。
バーベキュー用の鉄板とコタツのヒーターを利用しました。85度Cのサーモスタットで温度制御します。
日照に恵まれたとき、麦芽は薄く広げて太陽にあてれば、ある程度乾燥できます。さらに、この焙烙で十分水分を飛ばして、炒ることで、
それは言い尽くせない、すばらしい香りがでてきます。少量でも1度体験されることをお勧めします。
麦が入手できない方は麦や雑穀などの種差し上げますを参照してください。
麦芽を高温にしすぎると酵素の力が衰えるらしいので、
鉄板の上部につけた85度Cのサーモスタットで自動的に温度制御します。
乾燥機と糖化保温槽をかねた手作り恒温槽

1999年制作
温度を一定に保つとともに、内部を攪拌送風します。
古いオーブンのヒータ、古いコタツのサーモスタット、80度Cのサーモスタット、
2つの廃品換気扇でつくりました。
3つのスイッチで、麦芽の乾燥と澱粉を糖化するための機能を切替えます。
麦芽を乾燥させるときは、80度Cのサーモスタットをつかい、下からの送風と上からの攪拌送風を行います。
澱粉を糖化するときは、古いコタツのサーモスタットを60度Cに設定して、上からの送風を止めます。
糖化工程では、鍋に入った麦汁をこの恒温槽に入れます。対象物が液体ですので、上からの送風が不用です。
なお、この写真は、中にプラントベットが入っています。
この色で説明している文は講談社『日本語大辞典』から引用しました。
里山の資源:薪


薪ストーブ
手がかかるが、やわらかい熱がポカポカ暖かい。
このストーブで2階まで暖まるので、他の暖房具は必要ない。

煙突
ストーブには煙を燃やす触媒があるものの、炊きつけ直後や燃料投入直後はたくさんの煙が出る。

クヌギ。昨年伐採。直径40cm〜60cm。
理想の薪。燃え終えた真っ赤な「熾き火」が素晴らしい。
山から切り出して、雨にあたらないよう管理する。

今冬の燃料
右は山桜とケヤキ。カット後2年目。
このなかに玉虫とルリボシカミキリの幼虫が沢山いる。
真冬でも、近づくとバリバリ木を食っている音が聞こえる。
かわいそうだが、すでに半分燃やしてしまった。
人間って、地球上で一番残忍で身勝手な生き物です。
左はクヌギ。伐採後1年経過
これには虫がつかない。

これはイチョウの大木。
雨よけのトタンの長さは180cm。いかに大木かが分かる。
カット後2年目。今年こそまな板をつくる。
円盤のまな板と普通のまな板。何枚できるかなぁ。楽しみ楽しみ
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