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J2014年4月上旬 シコクビエ製稗−乾燥/焙燥/根掻き−
 シコクビエの根芽が生長した(写真左端)。さっそく天日乾燥をおこなう。うまい具合に晴れ間が続き、湿度が低い。ただし気温が高いので、すばやく乾燥させたい。
 この細かい緑稗芽をどのように広げるか。とりあえずネットに収納したまま、既成の乾燥棚に広げた(写真2枚目)。ハナから水切れしにくいだけに、多湿を維持している。これでは根芽がどんどん生長してゆくばかりか、カビが生えて腐敗する懸念がある。そこで、紙を敷いて薄く広げてみた(写真3枚目)。これでも水が切れにくい。
 薄く広げるとともに上下の通風も確保するのが最善。ということで、細かい防虫ネットの乾燥セイロを2セットしつらえて、こちらに移して2日間、天日乾燥をおこなった(右端)。谷津風がスロープをかけあがる高台での天日乾燥。好天の天日にくわえてセイロの底から乾風があたってよく乾いた。
発芽完了 ネットのまま 紙の上に広げて 細かい網に替えて

 稗芽がよく乾いているので60度から焙燥をはじめた(写真左端)。最終温度は90度で2時間。焙燥を終えて強制空冷を30分。
 翌朝、いつもの籾ピカを活用して根芽を除去(写真2枚目)。写真3枚目が除去した根芽。写真右端ができあがった稗芽。籾ピカの排出弁を閉じて、すきまから排出させるほどに念入りに掻いたのだが、根芽をきれいに掻きとることができなかった。掻きとれない根芽の長さは大方が1ミリ以下だから問題ないと判断した。できあがった稗芽はしばらく寝かして熟成させる。
 ところで、独特の焙燥香を期待していたものの、焙燥後半になってもシコクビエ特有の焙燥香が確認できなかった。焙燥機周辺には麦芽のヤニのようなものが染み付いている。このためだろう、80度を越えたあたりから、焙燥麦芽の香りだけが突出して漂った。あるいは、シコクビエの焙燥香が麦芽香に似ているのか。
 いずれにしても、独特の香りが期待できないとなれば、個性は外皮の色だろうか。くわえて、他の雑穀類同様、ねっとり感、しぶみ、にがみなど、用いる種に応じたクセが全体の印象のなかにほのかに漂うよう、思いを込めるて造りこむことになるのだろう。
焙燥機 根掻き 除去した根芽とモミガラ できあがった稗芽


J2014年3月29日 シコクビエ製稗−発芽工程−
 早咲きの山桜が開花した。この季節には、昨年収獲した麦の製麦を終えている。雑穀類の播種期は5月から7月だが、気温は低めの方が作業性がよいとの経験から、少し早めにシコクビエの製稗をはじめた。
 60センチ四方の、細かい洗濯網のネットが入手できた。製麦に使用したビーンバックと同サイズのはずなのに、かなり小ぶり。それでも、各々のネットに3kgの穀粒を収めた。写真2枚目は水浸中。3枚目は水切り中。これを数回おこなって、根芽が適度な長さに生長したら乾燥させる。こんな作業なら麦同様にできるだろうと考えていた。ところがこの風流なままのエコシステムのやり方では穀皮つきの小さな穀粒は水切れが悪い。根芽が生長すればなおさらだ。
 気温が20度を上まわる日があった。カビの発生を案じつつ、水浸時間と水切り時間、その間合いも狭めてその回数を多く実施。たいへんな過湿状態にあっても4日目、発根が確認できた(写真右端)。
 ところで、ネパールやチベットで醸されるチャンは茹でた玄穀を麹菌の作用で糖化するという。いわゆるドブロク風の濁り酒。だがここでは「いわゆるビール」づくりが主題。しかし、こんなに小さな穀粒。このたぐいの雑穀の糖化法はこれまで通り玄穀のままで、麦芽の酵素力にゆだねる方法も残しておこう。
シコクビエの玄穀" 水浸" 水切り" 発根"


J2014年3月27日 茅葺屋根−ずれ落ちた南面と東南角の修理−
 数日前、茅葺屋根の修理を再開した。当面、傾いた南面とずれ落ちた東南角を手当てする予定。
 写真は左から・軽トラのジャッキで持ちあげた南面。このようにクランプを取付ければ単管が上下スライドする。・ずれ落ちた東南角。茅もずれている。ここはグシ方向に(天に向けて)かなりの力でゆっくり引っ張らねばならない。・ずれ落ちた東南角にロープを掛けて、レバーブロックで引っ張ってみた。うまくいきそうだ。
 そういえば、この修理も農作業の合間をみはからっての割り込み作業。いまどき茅葺など、奇妙な道楽ともいえるシロモノ。のんびり自然に、 ゆったり気の向くままの娯しみごとになっている。
軽トラのジャッキで持ちあげた南面 南西の角 ずれ落ちた東面を引きあげる


J2014年3月3日 茅葺を温存
 先だっての大雪で傾いた茅葺東屋。直後は、課題もあるが杉皮を考えてきていると述べた。ところが、ここにきて方針転換。茅葺を温存すると決めた。近隣の方々の助言もあって、持上げる作業を試みたところ、思いのほか容易に安全に修復できそうだとの感触を得た。
 写真は先頭から・梁が柱から外れた東面。これが原因で屋根が傾いた。・しっかりしている西面。・足場材の単管をクランプでスライドするように組んで、軽トラのジャッキで持上げる。・軒先が1m持上がった。
 ところで、この方針転換。首尾一貫しない。要は、思いつきを述べているだけにほかならない。まてよ、しかし、こうした言動・・・。このことは、こうしてひとり百姓をやっている範囲ならたいした問題ではない。が、組織社会のなかでとなれば話がちがう。まあ、私の場合、表現はともあれ「一匹狼」というよりも「群れからはぐれた羊」なる範囲にあったし今でもそうなのだから、迷惑の領域は限定していると思っている。
梁が外れた東面 しっかりしている西面 足場材と軽トラのジャッキで持上げる 茅の先端が1m持上がった


J2014年2月16日 これまでにない大雪
 これまでにない大雪。しかも湿った多量の重い積雪。なんとかそこまでは持ちこたえたものが、その後の強風が加わって当方に被害をもたらした。写真は左から・柱が折れて傾いた茅葺東屋。・折れた緑麦芽乾燥台の脚。・緑麦芽はこのように露天乾燥させている。ただし必要に応じて波板をかける。・主枝が折れた常緑樹。
 さて、傾いた茅葺東屋。この茅葺はなんらかの見直しを考えていたわけだから、よいきっかけをもらったように思う。手間をかければ軽トラのジャッキで立ちなおせるだろうが、それは危険な作業。ほかの屋根材に替えて改築するのがよい。杉皮を考えてきているのだが課題もある。なにより、ほかの材料に替えれば、麦莢を畑に還元できる。
 乾燥台の脚が折れて、まだ水分多い緑麦芽30kが腰まで吹きだまった雪のなかにこぼれた。散乱して回収できないのは野鳥たちにプレゼント。この積雪でネコが近寄れない。ハトさんが8羽ついばんで帰ったあと、ホオジロが3羽やってきた。かれらは少しずつついばみ、残らず食べつくさない。明日もやってきて、少しずつ、ついばむ。
 枝が折れた樹木はフェージョア、ビワ、ミカン、それに雑木のアラカシ。落葉の果樹には被害がないようである。
 ところで、大雪と強風については、それなりの予報がでていた。しかし、この地域では半世紀以上もの長い期間にわたってこのような積雪の経験をしてこなかった。「最近はたいした雪が積もらなくなった」を言葉にしていただけに。それほどのことはないだろう、という期待が勝り、対応を怠ったのは確か。専門家の意見によると「今後このような気象状況が起こる可能性が高い」(朝日新聞2/16朝刊)という。心せねばならない。
傾いた茅葺東屋 折れた緑麦芽乾燥台の脚 緑麦芽の天日乾燥 主枝が折れた常緑樹


J2014年2月9日 納豆試作中
 地大豆、青山在来の活用。茹でてそのまま食べるよりも発酵させて食べたい。となれば、一日でできる納豆がもっとも手軽だろう。と思いついて、納豆を試作している。
 先日、コシヒカリの稲藁で試した。それなりの風味がするようだったが、粘りがなかった。稲藁の保存状態がよくなかったのは確か。納豆への活用が視野になかった。ともかく今度は他の種類のワラをつかって試作した。
 写真は左端から
・降雪の中、ススキが一株果樹園に残っている。この先端を数本刈取って束ねた。
・3種のワラ。左から昨年初夏に収獲したムギワラ=茅葺東屋の屋根裏に保存、いま刈取ったススキ、昨年晩秋に収獲したレモングラス=ガレージの波板屋根裏に保存。
・薪ストーブのクッキングプレート上で沸騰しているお湯に浸して熱滅菌。都度、お湯を交換すれば納豆菌の胞子が混ざらないのだが、ここは手抜きになった。
・熱いうちに煮大豆を詰める。一つのホイロにて発酵させるので、それぞれのワラづとをアルミホイルに包んで、それぞれの菌を隔離させたいとの魂胆ではある。
果樹園に一株残っているススキ 3種のワラ お湯に浸して熱滅菌 煮大豆を詰める

 結果の写真。左端からムギワラ、ススキ、レモングラス。
 3種ともに初回の稲藁よりもはやく菌がまわった。レモングラスがずば抜けている。納豆の香りがするし、味もまあまあ。しかし、独特の粘りがない。先日の稲藁と同じ。
 このありさまには反省点ないし問題がいくつかある。・熱滅菌のお湯を交換しなかった。・いいかげんに隔離して一つのホイロで発酵させた。・初回の試作よりもはやく菌がまわったのは、先に試作した稲藁の胞子がホイロ内に留まったからではないか。・もう少し発酵温度をあげる。野生酵母の培養向けに手づくりしたホイロ、設定温度35℃の固定である。
 そこで、次なる試作はどうするか。楽しみにしておこう。なお、あの酷暑のなか育った大豆でできた納豆もどきは、一粒残らずありがたくたいらげた。おなかの調子がよく食欲旺盛だし、おかげでおおいに体調がよい。
ムギワラ ススキ レモングラス


J2014年2月7日 冷凍庫から冷蔵庫そして冷凍庫
 20年ほど前に入手した「冷凍庫」を10年余り前に冷蔵庫に改造した。そしてこのたびその冷蔵庫を冷凍庫に戻した。改造といっても安易にバイメタルをいじるだけのこと。
 写真は左端から
・農具小屋に放置してあった、壊れた「小型冷蔵庫」からバイメタルを取りだした。
・いじくりまわした「冷凍庫」のバイメタルよりも調整ネジの山がしっかりしているので、それに交換。冷蔵庫から冷凍庫に改造するには写真にみえるバイメタルの調整ネジ1個と反対側に2個ある調整ネジを右にまわす。まわす程度は先端のセンサーを所定の冷凍温度に冷やしておこなう。
・バイメタルの取りつけネジが合わない。まあ、めったに触ることのないツマミだから固定しなくてもいいか。
 ところで当初の「冷凍庫」は、設定温度を改変してビア樽の保冷庫として利用。一方の「小型冷蔵庫」は保冷樽機能つきのビアサーバーとして改造していた。両者ともに設定温度が13℃だった。つまり、かの「冷凍庫」ばかりでなく、両者ともにバイメタルの設定温度を調整していた。
 単純なバイメタル方式だからこそできる改造。とはいっても、冷凍温度向けにつくったものを冷蔵温度で使用するなど、冷媒のふるまいはどうなるのか。専門的な事情をご存知の方にはお許し願えないのではないか。ともかく、電力消費がどうであったか検証できないのが残念だが、改造後およそ10年余り使用して特段なんらかの支障があった様子がない。
壊れた小型冷蔵庫からバイメタルを取りだす 交換したバイメタル この裏側にバイメタルがある


J2014年1月15日 キュウイとニガウリの棚を再生
 キュウイとニガウリを這わせる棚を再生させた。材料は当初から竹と木ねじ。写真は左端から古い梁材と新しい梁材、設置場所、完成。右端はついでに、アンズの枝に刺したモズのはやにえ。このアンズは一昨年、近隣の方から成木をいただいてここに植えた。
 ところで、昨年秋の直撃台風で無残に倒壊した棚はおよそ15年前、99年7月に製作した。当初はここから15メートルほど斜面をおりた場所に設置したが、およそ5年ごとに5メートルほど斜面の上(かみ)に移設させていた。以前はニガウリ専用の棚だったが、キューイを共生させたのはこの位置にきてから。
 棚の移設は簡単。部材を木ネジで結合しているから、ネジを外せば解体、組立てはネジ止めするだけ。しかし、今回は大方の部材を更新したので、竹割り作業からはじまった。柱は丸のまま、梁は2ツ割、たすきは4ツ割を2枚重ねてつかう。
 棚下には山のように落葉をいれるので肥沃になり、いろいろな作物がよく育つようになる。周囲のグミやブルーベリーなどに蔓がからみついていた頃のキューイは、旺盛に繁りながら小粒の果実を2、3個つけるだけだった。ところが、棚に蔓を這わせたキューイは、翌年から濃厚な味の果実を鈴なりにもたらすようになった。放任栽培と自然栽培の相違が鮮やかにあらわれた一例である。
半分に割った梁材 設置する場所 完成 モズのはやにえ


J2014年1月12日 自然力の雑穀類2013を掲載

J2014年1月6日 年頭にあたって
 年頭にあたってかかげた原料生産の課題はこれ。
一、自然栽培による穀類と野菜類の全量自給。
二、手づくり麦芽を全量自給してなお試験製麦の依頼にもこたえる。
 年内に達成しようなど途方もない欲をだせば、そりゃあ今以上にあくせく動かねばなるまいし余計なエネルギーを費やす。となれば幾年かかるかわからないにしても。いそがず地道にコツコツと。まあ、いつものこの老骨のやりかたが、自然豊かで楽しく平和な世にむかうはずであろうと思いつついそしむことになる。

 シイタケ乾燥機を麦芽焙燥機に改造
 さっそく、さきの課題のひとつ。そこにいたる100の糸口のひとつのヒントを得るだろう。
 いま、製麦作業まっさかりである。この時節、この谷津に吹く風は乾燥して冷たい。この風は発芽工程では発芽熱の発散に、乾燥工程では緑麦芽の水分蒸散に都合がよい。しかし焙燥工程ともなればそうでもない。谷津風のあるとき、このシイタケ乾燥機では最下段の温度と最上段の温度がまるで違う。最下段を80℃に制御しても最上段は気温+20℃ほどにしかならない。そのため、たびたびセイロを上下入換えなければならないばかりか、無駄な時間を費やすために、廃てんぷら油の消費がかさんでいる。
 なにをいまさらなのだが。この装置は100℃を超える温度設定ができるにしても焙燥機ではない。名のとおり、この装置は乾燥機の機能を発揮する構造設計である。それもバブル期の設計、省燃料の考え方がこれにない。
 ともあれ、当面の対策は焙燥機として活用するための改造。それは断熱と温風の循環を確保すること。前者はある程度対策してきたのだがなお、風除けの波板を補強、筐体の断熱材も補強した(写真左端)。後者は吹き抜けになっている天板を密閉できるようにするフタを用意する一方、最上部のダクト側に10cm×20cmの穴をあければ(写真2枚目=ダクトを外している)吸入口に直結するので、温風が循環する。ファンモーター(写真3目)は「くまとり式」のはずだから、エール麦芽用途の焙燥熱には耐えるはず。
 さっそく焙燥をおこなったところ、こんなにうまくいくものだろうかと疑うほどの結果だった。最下段から最上段までの温度が均一。すべてのセイロに収納した麦芽がエール麦芽独特の香りと色である(写真右端)。そればかりか労力、時間、燃料すべてが半減する。期待以上の効果が得られて幸先のよい初仕事になった。
断熱 温風循環口 ファン エール麦芽


J2013年12月吉日 門松づくり
 昨年につづいて今年も門松をつくることになり、百仕事のあいまをみて、やまに材料を確保しにいった。まっ先に竹の切り出し(写真左端)。竹は少し余分に伐採して、キューイ棚の作り直しや茅葺東屋の補修にも使う予定。松葉を得るには尾根(写真中)まで登らなければならない。山腹の松は大方枯れてしまっているのだ。稲ワラとナンテンはこのまわりにある。
 材料を揃えた当日、竹を斜めに3本カットして、しめ縄を編んだ。翌日、組み立てて、軽トラの荷台でナンテンや松を飾り(写真右端)、工房に運搬した。
 この仕事、昨年の経験があるのでたいへん楽だった。とはいっても二つの重労働を伴った。竹は伐採地から町道までぬかみを担いで運搬。節間には水がはいっており、運搬するとチャポチャポ音がする。まだ多量の水分を含んで重いのだ。つぎが松葉の確保。山腹の松が枯れたのはヒトが山の資源を利用しなくなったのも一因。こんな里に隣接した山でもヒトが歩いた形跡がない。ケモノ道は無数にあるもののそのほとんどが等高線状。長年の落葉が重なった斜面を、藪をかき分けて登るのだ。
 まあ、汗をかいた仕事だったのだが、大自然を満喫できて楽しく充実したひとときだったのは確か。
竹を切り出す 尾根に松 軽トラの荷台に門松


J2013年12月22日 寒さにめげない作物たち
 わが農場には、この寒気のなか、朝夕霜風に遭い、凍てついてもめげずに頑張っている作物が多い。日中、おだやかな陽があたれば、そのあたたかさを受けて、じわじわと確実に生長するものがある一方で、葉茎の伸長よりむしろ、根株を充実させつつ春を待つものもある。後者の代表が麦類。麦類はこれからの厳寒期、気温が低いほどに分げつが進み力強く充実する。
 写真左端から
・麦と雑草。12月3日に比べて、麦の背丈はともかく葉の厚みが増してたくましくなった。冬草は新葉が展開したものや新たに発芽したものがあって、混みあってきた。
・サニーレタス。ひと粒のこぼれダネ。強い霜にあたって、赤があざやかになった。藁で防寒した畝の株はこれほどあざやかではない。
・ミズナとコカブ。種をおろしたのが9月末、10月末から間引き収獲を開始、来春まで収獲できる。
・小松菜。10月19日播種。そろそろ収穫開始。
・左畝に大蔵大根、右畝に聖護院大根。両者とも種をおろしたのが9月7日。ちいさいながら11月初旬より収獲開始。今では大蔵大根が直径5センチ、聖護院は15センチほどに育って収獲最盛期。
麦と雑草 サニーレタス ミズナとコカブ 小松菜 大蔵大根と聖護院大根

・左にホウレンソウ、右にカキナ。ホトケノザやオオイヌノフグリなどと共栄。ホウレンソウは酸性を嫌うという。しかし自然栽培なら土壌はそんな酸性には傾かない。収獲は年明け以降。カキナの収獲は3月中旬以降。カキナはうまい。こんなに美味い野菜なのに、カキナ(やノラボウ菜)を知らない方がけっこう多い。
・キャベツと赤クローバー。キャベツはもっともつくりやすい標準的な作型。来年の5月以降に収獲する。しかし、3月ころの収獲を期待して一部に稲藁を立てて防寒を試みた。 キャベツは移植栽培が普通。本葉が数枚展開してから定植するので、畝は植穴を掘るだけで土があまり動かない。そのためこの時期、大きく育ったアカクローバの株があっちこちに現れる。
・ロケット。この畝ではハコベとホトケノザがすでに旺盛だが、共存するもよう。
・エンドウ。・ソラマメ。両者ともに初どりは初夏、5月になる。これらは種が大きいので種まきがやりやすい。夏草マルチをかき分けて、土中に種を押し込むだけ。したがってこれらの畝は、土の移動がない。そのため、このころになると、いろんな冬草が目立つようになる。厳しい冬を乗り越える作物には、かれらの存在も大切。この畝には先日ふった麦芽粕が残る。
ホウレンソウとカキナ キャベツと赤クローバー ロケット エンドウ ソラマメ


J2013年12月18日 製麦開始
 今年収獲した二条大麦の製麦を開始した。これから桜が咲くころまで、順次製麦するこの大麦ははじめる自給!種まき大作戦がとりくむ活動のひとつ「地ビールチャレンジ」に参加された皆さんが種をまき、麦踏をおこない、収獲をした。有機栽培で高名なあの金子さんの農場でである。貴重な原料だけに自然エネルギーを活用して精一杯、ていねいに製麦している。
 浸麦/発芽施設には沢の水と湧きだしている伏流水の二系統が配管してあるのだが今季は、伏流水のみを給水している。沢の水は4メートルもの落差があるので、水圧が高い。ところが、氷結ぎりぎりの水温のうえに、取水口や配管を補修するたびにイノシシが壊す。水温の問題はともかく、ケモノが沢を荒らすようになったこの季節はきわめて不安定な状態。安心して沢の水が活用できなくなった(先頭写真)。
 一方の伏流水は落差2メートルほどの水圧しかなくても、ちょうどよい一定の水温で安定しているのがありがたい。ケモノが数メートル離れた自然薯やウバユリの球根を掘ったり泥濘(ぬかるみ)で暴れたりしているが、こちらの配管を触ることがない(写真中央)。
 なお、前季までは、セイロに広げた麦層の発芽熱を沢水のシャワーで冷却していた。今季はシャワーをやめて、ビーンバックに収納した麦を伏流水を貯めた浸麦槽に浸すだけにしている。
 発芽工程を終えた緑麦芽の乾燥は天日。写真右端が、天日乾燥をはじめるところ。この庭には3匹のギャングたちがウロウロしているので、野鳥たちは美味しい麦芽をゆっくりついばめない。
沢の水 伏流水 天日乾燥

 焙燥の熱源は廃てんぷら油。このドラム缶にギャングのだれかが縄張りを主張した(写真左端)。ここは最も山奥に位置する第三農場の農作業小屋。こうした主張があっちこちにあって、これらが功を奏して、イノシシもアライグマもアナグマもこの農場にやってこない。ありがたい。
 廃てんぷら油をバーナーで燃焼させた熱が、煙突管をくねらせた簡易な熱交換器を経由して、間接熱源の温風をつくる。陽が射しはじめて暖かくなれば着火して焙燥を開始する。緑麦芽の乾燥度合いにより、品温を30℃から50℃のあいだの設定温度から開始して徐々に上昇させる(写真中央)。廃てんぷら油が燃焼をはじめるとただちちに、よい香りが漂う。陽がおちた夕方、焙燥後半になれば麦芽の香ばしさが混じって、いいつくせない素晴らしい香りがこの山中に漂う。
 焙燥を終えた麦芽は空冷して翌朝、籾ピカを利用して根掻きをおこなう(写真右端)。このときも、たいへんよい香りが漂う。
廃てんぷら油 バーナー 根掻き


J2013年12月14日 大豆の脱穀選別
 陽が射すころまで霜が残るとともに田畑が凍る季節になった。こんな季節にもなるとストーブに焼べる薪の量が増えてくる。谷津の風があたる斜面は土がカラカラに乾燥している。町道より小高い庭に重量物を運搬する際、昨年まではガレ場のような小石に滑るスロープに難儀していた。しかしこの夏おこなったピンコロ付設の効果があって、リヤカーでも軽トラでも(写真右2枚)楽々運搬できるようになった。こんなに楽をしてしまっていいのだろうかとさえ思う。
 そんななか、大豆の脱穀選別が終盤になった。一部の生育が遅れた丹波黒を、島立て風に篠竹を組んだやぐらに刺して乾燥させていた。これを持ち帰って「容器内足踏脱穀」をおこない(写真左端)、フルイで細かいゴミを落とした後、5本指で大きなゴミを摘み出した(写真2枚目)。少量だから、あとは例年のように扇風機でゴミを飛ばす。虫食いやシイナの除去は手箕が手軽。
脱穀 選別 リアカーですいすい運搬 軽トラも登れる


J2013年12月4日 麦畑にアカクローバを追播
 11月9日に草を掻き、麦種をおろした第一農場では麦が発芽して7センチほどに育つとともに、いわゆる雑草たちが発芽している(先頭写真)。私に識別できる雑草たちはヤグルマギクとホトケノザだけ。アカクローバの自然発芽が確認できないので、念のため追播することにした次第。
 還元している作物と夏草の大物残渣は脇に避けて種をおろした(写真中)。アワとキビの茎葉はアカクローバの種をおろした後、育った場所に還元した(写真右端)。
雑草も発芽 残渣をずらしながら播種 アワとキビの茎葉を還元


J2013年12月2日 大豆の収穫/乾燥/脱穀
 大豆の収穫を11月末に終えた。大方がカラカラに乾燥しているが、まだあおい茎葉のものもある。しっかり乾燥しているものは昨年同様に「容器内足踏脱穀」を実施(写真3枚目)、そうでないものは島立て風に篠竹を組んだやぐらに刺して乾燥させている。
 今年は青山在来を第一農場と第二農場に、丹波黒を第一農場と第三農場に作付けた。例年のように第二農場と第三農場ではよくできた。しかし、今年試行した第一農場が期待外れだった。着莢してはいるが実が入らない株が多い。(写真左端が青山在来、右端が丹波黒)。町道対面の水田転換畑では、小川高校定時制の生徒さん方も青山在来を栽培している。それは除草せず草ぼうぼうの中で大豆の姿がみえないほどだったのに、2枚目の写真のように小粒ながらきちんと実った。わが大豆畑では、かなり手抜きではあっても一応、草管理をやったにもかかわらず、このありさまである。今夏も猛暑日が続いた。こちらの方が西日があたる時間が長く、乾燥地であるのは確かなのだが。地力向上の努力が足りないということだ。
青山在来 小川高校の青山在来 乾燥と脱穀 丹波黒大豆


J2013年11月15日 いろづきはじめた柑橘類
 山桜やシデなどの紅葉にあわせてレモンとミカンが色づき始めた。レモンはこの程度の色あいが収穫期(写真左端と中央)。ミカンはぼちぼち食べごろ(右端)。
 柑橘類は多様で、地域ごとにさまざまな品種があっておもしろい。この周辺では寄居町風布で「ふくれみかん」、東秩父村では「ししゆず」ができる。
 当方にはレモンのなる木が1本。温州ミカンは早稲種が3本、晩生が2本。甘夏が3本ある。残念なことにユズがない。レモンは鉢植えだったが、鉢の底から根が伸びて大きく成長した。ミカンの木は5本ともまだ若い。
 かつて、庭の隅に植えた温州ミカンが生長して、自給に余るほど美味しいミカンを収穫した年の冬、寒冬の年でもなかったものの一時的な厳しい低温に遭い、枯れてしまった。ここは谷津の寒風ふきさらす地、そういう時節には防寒すべきなのだろう。今なり始めたミカンの木はその後、性懲りもなく植えた苗である。温州ミカンはおいしい。なんとか、百の自給の一つにすえたい。
レモンが収穫期 収穫したレモン そろそろ収穫できるミカン


J2013年11月9日 直轄農場の麦まき
 直轄農場では、大豆畝を残して、麦まきを終えた。翌日は(はじめる自給!種まき大作戦のサイト)地ビールチャレンジが企画した麦まき&麦汁づくり ワークショップの日。意識せずともこの前後になる。まわりの雑木が色づいてきた。麦まき適期なのだ。昨年は両農場の初期生育から登熟までの推移がほぼ同期していたので、毎日通う直轄農場であたかも両者を観察できたようだった。
 左端の写真から。まだ大豆の葉が繁る第一農場/過日刈払いした夏草の上でオスを食べるメスのカマキリ/カマキリさんたちを退避させつつカルチで草掻き/作条を削って種おろし。
・今年は夏草の刈払いが早くその後の多雨で分解がすすみ、カルチで掻くと残骸の枝葉が細かく砕けてしまい、太い茎だけしか残らない。
・今年はこの第一農場に大豆を2ブロック作付けた。東よりに丹波黒2畝、西よりに青山在来5畝。こうして夏草を刈り払ったり表土を掻いたりする際、いきものたちがまだ大豆の繁る畝に避難できる。
まだ大豆の葉が繁る第一農場 オスを食べるメスのカマキリ カルチで草掻き 種おろし


J2013年10月下旬 雑穀類の唐箕選
 このたび、アワ、キビ、ネコジャラシ、ゴマの選別を唐箕でおこなうことにした。
 これまで、麦や雑穀類などの選別には手製の選別機や手箕の活用、ご近所の方から簡易な唐箕機能を組み込んだ籾摺機をいただいてからはこれを便利に活用してきた。そして近年にいたっては製麦用途に入手した、よりコンパクトな可搬型の籾ピカが意外に多機能なうえに選別までをもおこなうことが分かって、これの利用でしのいできた。ところが今季はじめて、アワとキビに混ざっているネコジャラシの選別をおこなうことになったのだが。これまでの方法ではうまく選別できなかった。もしかしたら、かの唐箕なら意のままに夢のような選別ができるのではないかとの期待である。それに、かねてより選別作業のたびに、あの風情ある伝統農具を活用したいという思いがあった。しかし、たかがこ1時間程の利用のために常設しておけるものでもないし、使うたびに準備と片付けをしなければならないこと考えて億劫になっていた。
・唐箕はご近所の方が物置の二階に長い間保存されていたものを97年にいただいた。直後に数回使用したきりで、ときには雨が吹き込む物置の軒下に吊るしておいた。金属製なら錆びて朽ちてくるだろうに、さすがに無垢の木製。むしろ、痩せた杢目の風合いがいい。
・風量を微妙な手加減で調節できるのが唐箕の本領。しかしこれをうまくこなすには経験を要す。そこで半端な人間が考えること、動力の利用である。製材屋さんでいただいた端切れ木片でプーリーをつくり、それを羽根の軸に固定して、Vベルトで動力につないだ。当初は壊れた古い洗濯機のモーターを利用していた。ところが、昨今のような洗浄力の優れた洗濯機と違い、昔のそれではパワー不足が否めず風量が十分でなかった。今回、ガソリンエンジンに替えた。アイドリングでも十二分な馬力がある。
・選別部分の構造は2つの選別壁と2ヶ所の選別出口。じょうご状のろうとの真下にある「一番口」、隣接した「二番口」、後者はこの唐箕では反対側に設置されている。「一番口」には送風に飛ばされない比較的重い穀粒がでてくる。「二番口」は比較的軽いシイナがでてくる。
 唐箕は風量調節だけでも微妙な調整が可能なのだが、さらに巧妙な仕掛けがある。「一番口」と「二番口およびゴミ出口」とに分別する壁の高さが調整できるうえに、「二番口」と「ゴミ出口」とに分別する壁の高さと角度も調整できるのだ。
軒下に吊るした唐箕 木製のプーリー 選別中

 唐箕選の結果
 アワ、キビ、ネコジャラシ、ゴマの選別をおこなった。結果、「一番口」にはキビ、アワ、ゴマの充実した穀粒が得られ、「二番口」にはそれぞれのシイナとネコジャラシの穀粒が得られた。期待通りの選別力である。
 写真は先頭から唐箕選前のアワ/「一番口」のキビ/飛ばされたメヒシバの種やモミガラなどのゴミ/ガレージ屋根裏のゴマ/脱穀後のゴマ。ゴマはこの後、大きなゴミをフルイで篩ってから唐箕選をおこなった。
 なお、・風量はアイドリング回転でも強すぎるのでVベルトが滑るように緩めた。いずれ、唐箕側のプーリーの直径を大きくするつもりでいる。・「一番口」と「二番口およびゴミ出口」とに分別する仕切り壁の高さを調整するということは、なるほどである。この可動壁は「二番口」の奥、暗いのでその所在に気つきにくい。「ゴミ出口」から手を伸ばして上下操作する。
選別前のアワ キビ ゴミ 乾燥中のゴマ 脱穀したゴマ


J2013年11月10日に「はじめる自給!地ビールチャレンジ」の種まきを予定
 麦まき&麦汁づくり ワークショップ 雨天の場合は、『麦芽飴づくり』のみ


J2013年10月上旬から11月上旬 やまぎわの自然からのおすそわけ
 この季節、この里では、やまみちや農場などの山ぎわから、自然からの旬のおすそわけにあずかれる。たとえば写真におさめたアケビ、自然薯のムカゴ、コナラのドングリ、ムクの実。
・アケビは三つ葉と五葉、両者がこの周辺にたくさんある。これらの熟した実があっちこちに落下するものの、それは熟れすぎで外見が悪い。普通、蔓にぶら下がって、裂ける寸前か直後の実を食べる。クリーム状の果肉をほおばって、黒いツヤのあるタネをブブッと吹き飛ばす。
・自然薯のムカゴは直売の栽培種とは食感も味もまるでちがう。本来の野菜とはこういうものなのではないか。草生。不耕起。無肥料。自然力である。このムカゴは見た目でツヤがある。ホクホクして実にうまい。私は麦飯に混ぜる。
・今年は晩生のドングリが豊作。いま、あっちでも、こっちでも、コナラのドングリがカラン、コロンと音をたてて落下する。周辺のケモノたちはドングリで腹いっぱいらしい。農場のイモ類に手をださない。ドングリは工房にて里山ビールに活用する。
・ムクの実。ムクの木は大木になってから普通、手の届かない枝先に着果するようになるので、落下した実をひろう。それは、乾燥して、しわくちゃで硬く、白い粉がふいたような、砂糖のような甘い実である。しかしここでは珍しく、手に届く位置に着果して熟す。まだ少し、しわがよったころ、これはまさに、干し柿のような食感で、甘くて、とてもおいしい。
アケビ ムカゴ ムカゴ ムク


J2013年10月15日 麦類の受付と発送を終了
 今季の麦類の種差しあげますの受付と発送を終了しました。たくさんの方々からお申込みいただきました。ありがとうございました。到着まで、いましばらくお待ちください。麦の蒔き時はまわりの落葉が色づくころです。

J2013年10月13日 アワ、キビ、ネコジャラシを選別
 今日も天気がいい。昨日脱穀したアワ、キビ、ネコジャラシを選別しようと意気込んだ。
 写真は先頭からふるう前のキビとネコジャラシ/ふるった後のキビとネコジャラシ/ふるった後のアワとネコジャラシ。途中、陽が落ちたので右端の色合いが異なってしまった。
 選別作業はフルイ選と風選。写真はすべて一回目のフルイ選の最中。その後、フルイ選を3回、風選も3回やったが。都度、カサは減るものの、見た目は一回目のフルイ選後とほとんど変わらない。10センチほどまでの茎葉とメヒシバの種など小さなゴミが残る。いよいよ唐箕を引っ張り出すか。
ふるう前のキビとネコジャラシ ふるった後のキビとネコジャラシ ふるった後のアワとネコジャラシ


J2013年10月12日 アワ、キビ、ネコジャラシを脱穀
 先月の28日に収穫してハサ掛けしたアワ、キビ、ネコジャラシが乾燥した。今日は天気もいいので、脱穀日和になった。
 写真は先頭からハサ掛けして乾燥したアワとネコジャラシ/キビとネコジャラシ/脱穀作業中の排出口。
 アワ、キビ、ネコジャラシともに穀粒が小さいうえに軽い。そこで穀粒がゴミ出口に飛ばされないよう、これまでは脱穀機を低速回転で運転してきた。しかし、最低速で運転しても半分ほどがゴミ出口から飛び出ていた。今季は、もったいないので、風選のための送風ベルトを外すとともに風選ゴミ出口を閉めて、それらをすべてを回収することにした。脱穀の方法が足踏み脱穀機に似る。それでもこの脱穀機は篩機能を持つから、長い莢や大きなゴミを自動で分別する。
乾燥したアワとネコジャラシ 乾燥したキビとネコジャラシ 脱穀機から排出


J2013年10月10日 土と平和の祭典2013が10月20日(日)日比谷公園にて10時スタート
 工房では種まき食堂&酒場に出店する麦酒を本日仕込み中。

J2013年10月3日 アマランサスを収穫
 9月末日からしとしとと降り続くこぬか雨。雑穀類の収穫期と長雨がかさなり、あらためてこれを秋雨と気づく。雨模様ではあっても、こちらの都合を優先して、アマランサスを刈り取ってにハサ掛けした。
 先日の直撃台風でなぎ倒された。その後、西に隣接したゴマとキビを収穫するのに邪魔になるから、立て直したのが幸いしたか、それとも自然に立ち直ったか、少なくとも穂先が地面から持ちあがった。写真は先頭から刈取り/一輪車で運搬/ハサ掛け。横棒の高さは2m。穂が地面につかぬよう、刈取り位置から1mのところで束ねた。
刈取り 運搬 ハサ掛け


J2013年9月30日 ヒマワリを脱穀調整
 天候は下り坂だか晴れ間がのぞいた。夕方から雨になるという。湿気を帯びないうちに、ガレージ屋根裏で天日乾燥させていたヒマワリの脱穀調整を済ませることになった。
 写真は先頭から庭に揃えた材料と道具/手作業の脱穀/穀粒を天日乾燥。
 頭花がカラカラに乾いたので、外辺部の穀粒はさわるだけでこぼれ落ちる。しかし中央寄りは手作業では容易に外れない。早めに刈取ったために、中央寄りが成熟してないからだ。したがって、手作業で軽くこぼれる部分だけを脱粒すればいいことになる。かりに、成熟してない粒が脱粒しても、籾ピカをとおせば風選で飛ばされる。
 準備から片付けまでふくめて2時間で終えた。今は陽が差している、穀粒を天日乾燥しておこう。
籾ピカで選別 脱穀 乾燥


J2013年9月28日 アワとキビを収穫−バインダーの活用−
 台風20号が北の乾いた空気を届けた。昨日も今日も湿度がさがって、さわやかな秋晴れが続いている。直轄農場ではアワとキビの穂が黄金色に染まり、刈り取り適期になった。
 そこでさっそく、アワとキビを刈取ってハサ掛けした。写真2枚はアワ畝とキビ畝のバインダー作業を終えた後。右端はハサ掛けしたアワとキビ。とはいえ、ほとんどがメヒシバとエノコロ草ではある。
 今年の3月、知人から頂いたバインダーがすこぶる快調。バインダーとは、作物の刈り取りと結束を同時に行うことができる農業機械(ウィキペディア)。この説明定義は特殊なモノを収穫する当農場にあってもあてはまる。作物というモノかどうか、ネコジャラシである。
 該バインダーは、雑草にまみれたアワであろうが、雑草に絡みつかれたキビであろうが、こともなく完璧にカットして、こともなく完璧に束ねてくれた。かつて、下草の多い当農場においてバインダーを活用すると、下草が刃の周辺に絡みついてカット不能に陥り、作物を倒して前進してしまっていた。このため、刃の位置が高くなるよう先端を最大限持ち上げて運行しつつも、刃の周辺に絡みついた草を頻繁に除去しながら作業していた。それでもしばしば作物を倒して前進していた。
 バインダーの活用は自然力に馴染まない側面があるにはあるのだが。いま、これを手作業でとなればそれは困難。ほかの動力機械も、もろもろのバランスをいいわけにして活用している。
 以降は、ネコジャラシもバインダーで一緒に収穫できる。というよりも、ネコジャラシがバインダーで収穫できる。ほかの雑草もバインダーで収穫できる。楽しみが広がる。
アワ キビ アワとキビをハサ掛け


J2013年9月24日 管理機のエンジン載せ換えを掲載

J2013年9月20日 台風一過 雑穀の様子、支柱・棚
 15日から16日にかけて東日本縦断型の台風が直撃した。このタイプの台風はここ小川を通過することが多い。当初は湿った南よりの風、通過する際は無風状態がしばらく続き、過ぎれば北よりの風。そうでなくとも谷津の風向きはころころ変わるにしても、谷津口に位置する二つの直轄農場の作物は強風を往復ビンタのようにあびた。背が高い雑穀は南に北に倒れた。
 写真は左端からアマランサス/ゴマ/アワ・大豆・キビ。
 らアマランサス、ゴマともに、南に北に倒伏した。アワとキビは実の入った穂を振られたうえに倒伏。それよりも穂の小さいネコジャラシすらも振られて実が飛んでしまっている。畝に立っているのは軽い穂のメヒシバと実が飛んで軽くなったネコジャラシの穂。
アマランサス ゴマ アワ・大豆・キビ

 つぎの写真は左右に倒壊した大滝インゲンの支柱/キュウイとニガウリの棚/その棚を引き起こす作業。
 大滝インゲンの本格的な開花、収穫はこれからだから、大方のツルをカットして新たに支柱を立てなおした。キュウイとニガウリの棚を引き起こすには、いつもの伐採作業に使うチェーンブロックとレバーブロックを活用して、途中まで浮かせた。しかし、このままでは緑が重過ぎて元に戻すのは至難。当面、この状態でしのぐ。
 ところで、台風が通り抜けたのは16日夜。直後から、すがすがしい秋晴れが続く。台通の爪あとは緊急の対応ですませているだけに、余計な宿題が残った。まあ、しかし、この程度の被害で済んだわけだ。もともと支柱はふらふらしていた。これほどの風でなくとも倒れたかも知れない。棚は作り直す時期にきていたのだろう。
 今日もすがすがしい、さわやか。ゴマの葉掻き、白菜の植付などの作業がはかどる。
倒壊した大滝インゲンの支柱 キュウイとニガウリの棚 その棚の引き起こす作業

J2013年9月10日 ヒマワリを収穫/刈り払い
 ヒマワリ畑の刈り払いを実施した。つい先日、9月下旬ころ刈り払う予定と書いた。舌の根も乾かぬうちにである。理由は夏草の勢い。9月上旬まで蒸し暑い日が続いたことから、メヒシバを中心に夏草の茎葉が繁茂して、すでに倒伏しているところがある。倒伏範囲は日に日に広がる。いかなる草木も倒伏しては始末が悪い。この夏草の場合、刈払いが困難になる。かといって、放置すれば麦まきの準備に支障をきたす。したがって、倒伏する前の草管理が肝要。それに、この時期に刈払いを実施すればネコジャラシの出穂を促す。ともかく、刈り払いを実施した。ヒマワリは半熟だが、大きい頭花だけを集めてハサ掛けした。
 写真先頭から刈払い中のヒマワリ畑/大きい頭花だけを集めてハサ掛け/丹波黒大豆を残して刈払い終了。写真下段はアワと青山在来を交互に作付けた畝/穂を垂らしたキビ/アマランサス・トウモロコシ・ゴマ。
 なお、こうした背の高い対象は「2度刈り」をする。1度目は高いところから、刃を左右に振りながら、膝くらいの高さまで刈り払う。写真上段左端が1度目を刈り払った跡。2度目は刈り残したところを主点に10〜30センチほどの高さで刈り払う。写真上段右端がそれ。根元から刈らずともいきものたちは逃げ惑うが、昆作畑にはかれらが一時退避する大豆畝やゴマ畝が残る。
ヒマワリ畝 ヒマワリをハサ掛け 丹波黒大豆
大豆とアワ キビ アマランサス、トウモロコシ、ゴマ

J2013年8月30日 アワ、キビ、アマランサスが出穂
 写真先頭からアワと青山在来を交互に作付けた畝、キビ、アマランサス、ゴマ。下段はトウモロコシ(ゴールデンバンタム)、移植したゴマ、開花をはじめたヒマワリ、丹波黒大豆。
 今季は大方の雑穀類の生育がよい。8月には中旬、かなり日照りが続いたがその前後、十分ではなかったものの降雨があった。栄養生長後期の雑穀類にとってはまさに慈雨。ことにアワとキビ。地力の問題はさておき、アワとキビはここ数年、干ばつの影響を強く受けて、貧弱な穂しか育たず、バインダーを活用して束ねるほどの収穫が得られなかった。今季は両者ともに立派な穂が出てきている。収穫期が楽しみだ。
 アマランサスも出穂した。前年、大豆を作付けた畝では幹まわりが15センチ以上ある。これから穂先が充実すれば、背丈が3mにも達する勢い。今季は豊作だと思う。ただし、この猛暑。こういう年は虫が多い。アマランサス栽培の課題は虫の糞なのだ。穀粒と同じ性質の糞である。糞の選別は、フルイや風選を実施してゴミをふるった最後に、手箕に頼るのが最善だと思っている。が、欠損割合がかなり高い。
 ゴマや大豆も順調。しかし、7月3日播種のトウモロコシは、8月中旬の出穂期の日照りが影響して小ぶりの株になったうえにメス穂の数が少ない。トウモロコシの栽培は天候に大きく左右される。この時節はとくに顕著である。
 7月3日に播種したヒマワリが開花をはじめた。緑肥だけを狙った作付けならば刈り時だろうが景観効果も期待しているし、種も少量収穫する予定である。9月下旬ころ刈り払う予定。
アワと大豆 キビ アマランサス ゴマ
トウモロコシ 移植したゴマ ヒマワリ 丹波黒大豆

J2013年8月20日 猛暑の雑穀−大豆が開花−
 夏の甲子園たけなわ。太陽がぎらぎら照りつける折、農場も炎天下。この期、この地でも暑さ真っ盛り。そんななかでも大方の雑穀類が順調に生育している。
 写真は上段左端からキビ、アマランサス、ゴマ、間引き移植ゴマ、トウモロコシ(ゴールデンバンタム)、ヒマワリ。
 下段はすべて大豆畝。今季はたくさん大豆を作付けた。左端から開花した青山在来、開花した丹波黒、第一農場の高畝に作付けた青山在来、第二農場に始めて作付けた丹波黒、第三農場の大豆がよくできる畝に作付けた丹波黒、青山在来とアワを交互に作付けた雑穀畑。
7月22日に実施した草掻きの効果。キビやアワの存在が分かる。とはいえ、それらにそっくりの雑草が繁るから、どれがキビなのか、どれがアワビなのか、判別するとすれば、一本一本確認を要す。
・前年、大豆を作付けた畝の作物の生育がよい。アマランサス1列とトウモロコシ1列。2.5列作付けたアマランサスのうち、当該畝の1列だけ背丈が2mを超えた。この畝と隣接する当該のトウモロコシ畝1列も他の畝と比べると明らかに生育がよい。ただし、干ばつに弱いトウモロコシのこと、この日照りにあって葉が縮れてはいる。
・こんな日照り期に開花した大豆2種。両者ともに晩生。大豆は開花期から粒が肥大するまで多量の水分を吸収する。非湿潤な地ではこの期のために地中深く根を伸ばす。したがって、根の伸長を阻害する要因のある非湿潤な農地では着莢しない。私の経験では、ことに丹波黒が顕著。今季は、第二農場で丹波黒の栽培を試行している。長年、ライ麦を連作してきた場所だけに根張りがよいはずだ。
キビ アマランサス ゴマ 移植したゴマ ゴールデンバンタム ヒマワリ
開花中の青山在来 開花中の丹波黒 青山在来 丹波黒 丹波黒 青山在来とアワの畝を交互に作付

J2013年8月16日 いっぷく中のウリ類
 ウリ類が一時生長を止めている。立秋前後がウリ類の収穫最盛期だった。その後、猛烈な日照りが続き、たいした雨が降ってない。草生や敷き草マルチで表土を保護しても、表土寄りに大方の根群が発達するウリ類。これだけの猛暑続きとあっては生き延びるのがやっと。ウリ類は一時生長を止めて、じっとこの厳しい時が過ぎるのを待っている。
 写真は立秋前後の収穫物。ウリ類といえばなんといっても大玉スイカが楽しい。先頭2枚がそのスイカ、クリムソンスイートを自家採種している。この種は果肉が紅色で皮が少し厚め。日照りに強い。今年は種が少ない。3枚目が 2種類のマクワウリ。黄色の下里マクワと甜掉牙(てんちょうは)。黄色系の方が甘いし痩せ地でもよくできる。4枚目以降は西洋系カボチャ、トロンボーンチーノとカンコクズッキーニ、ニガウリと下里マクワ。
スイカ スイカを割った マクワ2種 西洋カボチャ トロンボーンチーノとカンコクズッキーニ ニガウリ

J2013年7月25日 自然力の麦類2013を掲載

J2013年7月22日 雑穀畝の草掻きを強攻
 雑穀類と競合している雑草をエンジン搭載のカルチベーターで掻いた。
 16日、作物と雑草の区別がしにくくなったので、雑草と思えるところを刈払いしたのだが。これだけでは昨年同様、圧倒的多数の夏草に負けそうな様相。緑の生産が低下するのを承知で草掻きを実施した。めったに起用することのない愛蔵のカルチベーターは、マメトラ農機叶サの果樹桑園中耕機。製造年代不明で、かなり古いが、快調に動く。
 写真は左端から順に大豆、アワ、キビ、ゴマとアマランサス、間引き苗を移植したゴマ。それに草管理を実施しないヒマワリ畑の写真1枚。
 カルチベーターを想定してなかったから畝幅が狭い。掻き幅、タイヤ幅ともに狭めたものの、作物も掻いてしまう。アワやキビの茎数がかなり少なくなった。それでも一方では、疎植栽培になった、日照りゴマや大株になるアマランサスには都合がよい。
大豆 アワ キビ ゴマとアマランサス 移植したゴマ ヒマワリ

J2013年7月21日 小麦を調製
 小麦の調製を終えた。調整といってもゴミを除去するだけの作業。このところ10日余り、日照りぎみの天候でガレージ屋根裏の小麦がよく乾燥した。とくに、ここ数日間は湿度が低下して、高原のような爽やかさが続いている。
 写真は先頭から篩い作業。2枚目が篩った小麦。先頭の写真のように、長い茎が混じるだけかと思ったが、けっこうモミガラも多い。いつものように籾ピカを活用して風選することになった(写真3枚目)。
 ついでにこの季節、目にするセミの抜け殻。ニイニイゼミとアブラゼミ。ニイニイゼミの抜け殻はこんなに小さい。地面から数十センチの主幹で羽化する。土まみれなのは天敵から身を守る技か。それにたいして高所の枝先に登って羽化するアブラゼミはツルツル、ピカピカしておりよく目立つ。
 この地ではセミの声が聞こえ始めるのはGW後のハルゼミに始まって、順にヒグラシ、ニイニイゼミ、今頃のアブラゼミ、・・・である。ところが農場周辺や母屋周辺でハルゼミとヒグラシの抜け殻は目にしたことなく、ニイニイゼミに始まって、アブラゼミ、・・・となる。ハルゼミとヒグラシの生活圏は民家からほんのちょっと距離を置いている。
小麦の篩い作業 篩った後の小麦 籾ピカで選別 ニイニイゼミの抜け殻 アブラゼミの抜け殻

J2013年7月16日 雑穀類が発芽
 直轄農場の雑穀類のすべてが発芽した。種をおろしたのが7月3日のヒマワリとトウモロコシを除き6月25日。盛夏の異常な高温と日照りが常態化してきている地帯の一角だけに、日照り期の前に、十分な生育をさせてしまおうというモクロミである。
 写真は先頭から大豆(青山在来)、アワ(埼玉在来)、キビ、金ゴマ、アマランサス(立穂赤)、ヒマワリ(ロシアンマンモス)。作付けた畝数は大豆13列、アワ5列、キビ3列、金ゴマ1列、アマランサス2.5列、ヒマワリ28列。
 大豆、アワ、キビ、すべて雑草と競合している。ことに、アワとキビにあっては作物の種と雑草の種の状態、両者の生育環境、ともにそっくりだから競合するのがあたりまえ。去年も同様の光景を目にして移植栽培を決意したように思うのだが。アワ、キビは通例の直播きを頑固に記憶していた。たかが20年の習慣。移植栽培を試行できなかった。ともかく、来年こそは、とする他ない。こうなったアワやキビは雑草と区別しにくいが、とりあえず今年も、雑草と思えるところを刈払いしておく。
 一方のゴマ、アマランサス、ヒマワリはこの程度の雑草よりも旺盛に育つはずだから、雑草の刈払いはパス。ただし、発芽率のよいゴマ、アマランサスは数日中に間引き作業を実施する。なお、ゴマは今日、3割ほど間引きをおこない、間引いた若苗を別の畝1列に植えつけた。
 ヒマワリは2011年のビーチャレの大麦収穫祭に蒔いた種を継承している。この品種は高性で大輪一重咲き。
大豆 アワ キビ
ゴマ アマランサス ヒマワリ

J2013年7月10日 ライ麦と小麦の乾燥と調製
 乾燥は透明波板のガレージ屋根裏に広げての天日乾燥。調整作業は籾ピカを活用して、(1)外れてない籾殻を分離、(2)外した籾殻や混じった茎などのゴミを排出する。
 写真は先頭の2枚がライ麦の調整作業。左端が選別されたライ麦の穀粒。まだモミガラの混入が多いので使用する直前に風選する必要がある。2枚目は排出したゴミ。長い茎や穂の形状をとどめている大きなゴミは手選で排出した。3枚目はガレージ屋根裏に広げた小麦。比較的低水分で脱穀したこともあり、よく穂から外れて、ライ麦に比べるとゴミが少ない。こちらの方は調整作業が楽になる。
 右端はラダックの麦A。じつは撮影日が梅雨入りおよそ10日後の6月23日だった。成熟まえに全体が黒ずんできた。どうしたものか思い悩んでいるうちに、穀粒が一粒もなくなった。すべて野鳥が食べてしまったのだ。そういえば、このところスズメの数が増えてきている。この時期、この周辺には、類似の穀粒がほかに見当たらないので、野鳥たちはここに集中する。今後は少量の作付けの際は収穫期、なんらかの対策が必要になるだろう。
ライ麦の穀粒 ライ麦のゴミ 乾燥棚の小麦 ラダックの麦A

 ついでに収穫期を迎えたトウモロコシ。便宜的に区別する品種は3種類。たねの森で譲っていただいたゴールデンバンタム。自然農法国際研究開発センターで譲っていただいたモチットコーン。野口種苗研究所で譲っていただいた黒餅トウモロコシ。ゴールデンバンタムとモチットコーンは同じ畑で自家採種してきているので純粋の保障はない。黒餅トウモロコシは今年から自家採種する。
 ゴールデンバンタムは甘さ控えめだが生育旺盛。モチットコーンはハニーバンタムにせまる甘さ。黒餅トウモロコシはさわやかなモチモチ感があり、思ったよりも甘い。
 先頭の写真はカラス避けのネット。このように穂の先端に引っ掛けるだけでカラスのいたずらを防げる。2枚目のように、ネットが掛からない穂もあるが、カラスは来ない。とはいっても、ハクビシンやタヌキのようなケモノには通じない。
 最後の写真は茹でたてのトウモロコシ。黄色の2本がモチットコーン。ほかの3本は、ゴールデンバンタム、黒餅トウモロコシ、モチットコーン、これら3種がうまい具合に交雑した。香りよく、プリプリした食感で、とても美味しい。
 トウモロコシは鮮度がいのち。まさに早朝、日の出をみはからって収穫にでかける。ただちに持ち帰ってすぐ茹でる。そして茹でたてを食べる。この季節ならでは、楽しみな朝の主食となる。
カラス対策 黒餅トウモロコシ 交雑したトウモロコシ

J2013年7月5日 ウリ類着果
 ウリ類が着果期になった。今年できるウリ類はスイカ2種類、マクワウリ2種類、カボチャ、韓国ズッキーニ、キュウリ。それぞれが着果をはじめた。
 写真先頭は一個だけ着果したスイカ、大玉種の縞王。つぎはそろそろ着果のクリムソンスイート。ツルを放任しているからツルがかなり混み合う。そのつぎが今育苗中のクリムソンスイート。長期間継続しての収穫を期待。縞王は数年前に購入した種を蒔いた。クリムソンスイートはアフリカ中南部の原産だという。たねの森で分けていただいた種を自家採種している。これも大玉種で生育旺盛。スイカ栽培はとりわけ楽しい。着果して、日に日に大きく育つのを眺める。どこまで大きくなるのか、毎日見に行く。そのたびに期待通り大きく育っている。スイカ栽培の醍醐味である。
 つぎの写真はマクワウリ。品種を「甜掉牙、テンチョウハ」という 。熟せば黄色っぽくなるものの濃い緑色を残す。右端もマクワウリ。これは黄色になる。去年、下里の直売で入手。美味しかったので種を採取しておいた。わたしはこれを「下里マクワ」と呼んでいる。
 写真下段先頭は比較的小玉のカボチャ、つぎがカンコクズッキーニ。両者ともによくできる。
 残り3枚の写真はついでに掲載。大玉トマト、福寿と世界一。最後に大滝インゲンのタネをおろしたカキナ跡。トマトは両者ともに伝統的な品種。近年の新品種は雨避け栽培があたりまえだが、ここではそんな手間をかけずともできる品種を選んでいる。トマトはこのほかにナツノコマやブラックチェリートマトも着果している。ナツノコマは路地の地這い栽培でうまくできる調理向きトマト。ブラックチェリートマトは中玉。これもほぼ放任でよくできる。ただし、真夏の炎天期に弱いのはいたしかたない。
 大滝インゲンのタネをおろしたカキナ跡は大量の有機物が還元された。地表にみえる茎葉ばかりか、前年秋から今年の春にかけて地中深く張った膨大な根郡だ。カキナの株は人力では引き抜けないしそのままにするのがよい。これらの有機物は即、大滝インゲンの養分になるところまでに分解されることはないにしても、耕土浅く地下水位高い、この地の物理性を大きく改善する。
スイカが着果 蔓を放任 まだ幼苗 テンチョウハ マクワ
カボチャ 韓国ズッキーニ 福寿 世界一 カキナ跡に大滝インゲン

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新聞や雑誌などの記事

  取材にいらっした皆様、ありがとうございました。

*散歩の達人MOOK 東武東上線さんぽ 2013年3月8日『ビールづくりは農業である』
*日刊ゲンダイ 2012年 月 日 『地ビールがうまい』 雑穀ビールは想像以上のうまさ!
*月刊酒文化 2012年3月号14p〜15p(酒づくりの心象風景) 連載第四回『原料自給をめざす地ビール起業のネットワーク』
*日本経済新聞(夕刊)2012年2月15日 7面らいふプラス 自然がおいしい町 埼玉・小川町
*日本雑穀協会 J-Millet通信2012/2/1『雑穀エキスパート牛田典子さんによる突撃レポート第1回』
*月刊酒文化 2011年12月号 p〜p(酒づくりの心象風景) 連載第三回 『里山ビール』
*農文協『農家が教える 雑穀・ソバ 育て方・食べ方』2011年2月20日発行63ページ「Part1雑穀のある暮らし」の見出し。
*月刊酒文化 2011年9月号 18p〜19p(酒づくりの心象風景) 連載第二回『小具小生産のエコロジカルな製麦システム』 連載2回目。
*旅の月刊誌「ひととき」 2011年9月号 48p〜49p ちょっと寄り道うまいもの 『「とりあえずでない」埼玉のブティックビール』
*月刊酒文化 2011年6月号 18p〜19p(酒づくりの心象風景) 連載第一回 原料自給のブルワリーを目指す
*農業共済新聞 2010年7月3週号 3面(暮らし) 納得の地ビール造りへ 自家産小麦・雑穀を有効活用
*2010年7月発刊 松本すみ子著『地域デビュー指南術 〜再び輝く団塊シニア 』 190〜194ページ
*産経新聞 2010年7月3日(土) 朝刊(生活面) −ニッポンの食がんばれ−「有志グループ 生産過程にかかわる魅力」 こちらは産経新聞社サイトの記事
*『いなかスイッチ』2010春号 目指せ!国産100% 種まき大作戦 地ビールへの道 連載3回目。
*農林水産省広報誌『aff』2010年3月号 表紙 記事25ページ
*ニッポン放送 2010年2月7日 20:30〜21:30 The Voice of Farmers 農業の魅力、驚き、感動を伝える 『畑の旅人』
*『いなかスイッチ』2010冬号 目指せ!国産100% 種まき大作戦 地ビールへの道 今号から連載。
*2009年11月出版の単行本『土から平和へ』81ページ−半農半ブルワー−
*『ajouter』 2009/vol.17 地元産が町をめぐる 小川町−へんな地ビール、つくってます−
*日本政策金融公庫『創業事例集』2009年10月(No.17) −事例3 セカンドライフで立ち上げた小規模な地ビール工房−
*パルシステム生活協同組合「のんびる2009年11月号」−まちづくり まち歩き−
*Think the Earth地球ニュース2009.07.06『有機雑穀でおいしい発泡酒』
*埼玉新聞 2009/6/28(日) 朝刊1面トップ 小川・地ビール醸造所の馬場さん『雑穀発泡酒を共同開発』−東京学芸大との連携実る−
*読売新聞 2009/6/20(土) 朝刊33面(地域) 『元大学助教授の地ビール』−将来は100%町産原料で−
*東京新聞 2009/6/20(土) 朝刊 『東京学芸大 60周年を記念し発泡酒』埼玉・小川の醸造所で 有機栽培の雑穀が原料
*しんぶん赤旗 2009/6/20(土) 朝刊 くらし・家庭欄 年輪力シリーズ『自称・百姓ブルワー 里山ビール』−原料から手づくり−
*農文協『うかたま』2009年(季刊<冬>vol.13)120〜125頁 「麦雑穀工房マイクロブルワリーのねこじゃらしビール」
*日本政策金融公庫『創業事例集』2008年10月(No.13)  「事例1 セカンドライフで立ち上げた小規模な地ビール工房」
*埼玉新聞2008年7月17日15面トップ リレーエッセー「比企・里山探訪」『農作業の延長で地ビール』
*2008年版「新規開業白書」−地域経済に貢献する新規開業−国民生活金融公庫総合研究所編、123〜130頁 『セカンドライフで立ち上げた小規模な地ビール工房』
*フリー雑誌「ファイブエル」2008年4月号24p〜25p人生を豊かにする『小さな起業』 蘇れ!麦雑穀文化。 こちらはインターネット版
*読売新聞が製作する「日テレG+チャンネル」の情報番組「おとな館」2008年2月23日(土)22時〜『定年後の生きがい発見術』のなかで「マイクロブルワリーの地ビール」
*国民生活金融公庫『調査月報』2007年9月(No.557)20〜23頁「−新時代の創業−セカンドライフで立ち上げた小規模な地ビール工房」
*NHKリポーター工藤むつみさんのアナウンス日誌 2007年8月23日(木)放送のNHK総合『こんにちは いっとろっけん』のなかで「第二の人生はビール職人」
*アスキー『ニッポンの地ビール』 2007/7 単行本の117ページ
 アスキー『全国の醸造所リスト』←日本の醸造所リストの最新情報。このサイトはよくできています。
*産経新聞 2007/7/17 17面 「地ビール復活の兆し」
*読売新聞 2007/4/1 日曜版1面〜2面 「ビール醸造所の主」
*そよ風サロン 2007年新春号、14〜15頁 「60代起業人が目指す"小さな農業"」
*日経BP「団塊消費動向研究所」−団塊世代とクリスマス−
*現代農業 別冊2006年12月号 グラビア13〜14頁、141〜153頁 「酵母が生きる濁りビール」、「手造りビールは美味」
*LOHAS Club Network 「こだわり農家&生産者情報」- 取材記事 2006/10/31
*月刊 頭で儲ける時代 2006/11月号 78〜81頁 「趣味でつくっていた自作の麦・雑穀を活用して地ビールを製造・販売」(注)地ビールで儲けるのはきわめて困難です。
*中日新聞 2006/10/25  ChunichiWebPressは削除されてこちらに移行していました「『50歳プラス』を生きる 地ビール工房 店主 馬場 勇さん(61歳)」
*東京新聞 2006/10/25 11面 暮らし 「原料も自家栽培 夢は里山再興」
*日経MJ 2006/10/25 16面 TREND BOX欄トップ「和素材使用に酔う」
*朝日新聞 2006/8/31 35面「埼玉」手作りビール好調、「埼玉西」には手作りビール飲み頃
*日経BP「SECOND STAGE 2006 Summer PR別冊」−特集・夫婦で楽しむセカンドライフ− 8p〜9p
*法研「お元気ですか」2006年夏号 24p〜25p 生涯現役宣言!ただいま全力投球
*木村麻紀著「ドイツビール おいしさの原点−バイエルンに学ぶ地産地消−」学芸出版社 2006年6月 165p、167p
*歩いた後で地ビールを飲むコースの紹介です。 3〜4時間コース=クサリ場がある官の倉コース  マンスリー とーぶ 2006/5/1 11p〜14p 新・駅前そぞろ歩記 Onedayスケッチ のんびり歩こう外秩父ハイキング
*日刊ゲンダイ 2006/3/21  14面 すぐ始めるセカンドライフ準備「早期退職してビール工房を開業」
* ドリームゲート 「団塊世代におくる起業で始める第2の人生」 2006/1/26 −初期投資を抑えることで道は開ける。元大学助教授による手づくりの地ビール工房−
*日経BP/セカンドステージ/人生設計『本当にやりたい仕事って何』 第二回 −夫婦二人三脚で地ビールと野生酵母パンの手づくり工房<その2>− 2005/11/21
*日経BP/セカンドステージ/人生設計『本当にやりたい仕事って何』 第一回 −夫婦二人三脚で地ビールと野生酵母パンの手づくり工房<その1>− 2005/11/14
 「nikkeibp.jp mail 朝刊 2005/11/15」からも配信
*現代農業 2005/12月号  334〜339頁 連載第四回「むらに一軒あったらいいな/小さい地ビール醸造所」小さい醸造所には上面発酵ビールがふさわしい
*現代農業 2005/11月号  346〜349頁 連載第三回「むらに一軒あったらいいな/小さい地ビール醸造所」ビールだって直売・ブルーパブがお勧め
*図書館の学校 2005/10・11月号  37頁 「手作りの町の図書館」の記事に「地ビール工房と手作りの町」
*現代農業 2005/10月号  323〜334頁 グラビア写真集「麦・雑穀を使った地ビールづくり」
 *同号  350〜354頁 連載第二回「むらに一軒あったらいいな/小さい地ビール醸造所」インターネット・電子メールで地ビール起業
*現代農業 2005/9月号  340〜344頁 連載第一回「むらに一軒あったらいいな/小さい地ビール醸造所」ビールは麦の手軽な加工品
*田舎暮らしの本 2005/8月号28〜35頁 特集「目指すは自給型食品加工」ビールとパンは里の味
*日本農業新聞 2005/5/31 1面の見出し「きょうの紙面」 最上段にカラー写真付で掲載
 *同紙 社会面「のど越しすっきり雑穀発泡酒を発売」埼玉の馬場さん
*埼玉新聞 2005/5/26朝刊 14面「西」トップ見出し 「雑穀の地ビール開発」
*日本農業新聞 2005/4/13 首都圏 「農に生きる」 魅力に目覚めて
*山崎農業研究所 所報 耕 No.104(2005/3/31) 8-15頁 百姓の地ビール起業
*読売家庭版YOMY 2005/3月号 10-11頁の一部分に掲載 「あの街この街 出会い旅」
*日本農業新聞 2005/2/18 地域営農面 「一村逸品」 フルーティな4種類
*オンザウェイ 2004/11.12月号 14-15頁 わが人生のルネッサンス セカンドライフはビールづくりに夢を注ぐ
*あさひかわらばん 2004/10/4 1面特集 つぶつぶパワーが人気です 雑穀
*かがり火 2004/9月号 14-15頁 元気な町をつくるには元気者が集まるたまり場が必要だ
*地上 2004/9月号 16-18頁 「TOPICS」 純粋な地ビール
*武州路 2004/8月号 62-63頁 「ひと」 "百姓ブルワー"の挑戦
*大東文化ブログ このひと  2004/7/9 手作り地ビール工房を起業した馬場氏   ←  大東文化大学 DB.net 2004/7/9 手作り地ビール工房を起業した馬場氏
*定年時代 2004/7月号 1面全面 ビール造りに夢注ぐ
*埼北読売 2004/6/25朝刊 3面 百姓ブルワーの工房open
*あさひかわらばん 2004/6/7 3面トップ 百姓ブルワーの夢に乾杯!
*日本農業新聞 2004/5/22 9面「首都圏」トップ見出し 地ビール工房軌道に
*読売新聞 2004/5/4朝刊 26面「埼玉」トップ見出し 地ビール工房起業
*東京新聞 2004/4/30朝刊 22面「顔」 ・・・・さいたまぷらざ・・・・
*埼玉新聞 2004/4/11朝刊 面「西」トップ見出し 目指すは「世界一の地ビール」

更新履歴(抜粋)

瓶詰め製品、樽詰め製品の価格改定2014/3/27
imgタグのalt属性にimgの内容説明を記述2012/7/26
各ページの最上段と最下段に配置している基本メニューにphpを導入して統一2011/4/1
ブログシステムをWordPressに変更2011/3/31
過去のトピックスのファイル管理にphpを導入(フレームを廃止)2011/2/22
過去のトピックスをフレーム形式に変更2011/1/1
メーンメニューの上段の見出し「お知らせ」を「原料生産の最新トピックス」に変更2010/3/19
メーンメニューから地ビールに関する「通販」、「お取引先一覧」、「イベント」を削除2010/2/15
年間製造量1.5トンの超小規模で簡易な製麦(麦芽製造)施設と超小規模で簡易な製麦システムを手づくりするページを開設2009/11/19
当工房の地ビールイベントへのリンクを追加2008/1/11
野生酵母パン通販のページを削除2008/1/11
ブルワーのてくてくみちくさ通勤路のページを追加2007/12/21
雑草ビール(ネコじゃらしビール)のページを追加2007/9/27
お取引先様一覧を直近のお取引先様一覧(地ビール)に変更2007/9/15
冬季、野生酵母パンセットを同梱できます。野生酵母パンと地ビールを同梱して発送する際の期間を冬季だけに限定しました2007/5/24変更
麦や雑穀の種、穀粒さしあげます。「受付期間」と「種希望の標記」のご理解を表示。2007/3/2変更
「当工房の地ビールが飲めるところ」をお取引先一覧に見出し変更2006/7/14
おがわのエコ活動リンク おがわまちの有機農業  NPOふうど  エコデザイン  エルガ  生活工房「つばさ・游」 を追加2006/6/25
当工房の地ビールが飲めるところ 2箇所追加2006/5/13
地ビールの立替送料を再改訂しました2006/5/5
立替送料を改訂しました(地ビール野生酵母パン2006/3/17
当工房の地ビールが飲めるところ 2箇所追加2005/12/6
銘柄/商品名のご案内/表記を変更。基本的な銘柄 4種の上面醗酵ビール、具体的な通販の商品2005/12/6
背丈の低いライ麦、写真を掲載しました。2005/6/22追加
野生酵母パンが買える・食べられるところ2005/5/12変更
あのビール麦、金子ゴールデンがもうすぐ出穂2005/4/28追加
麦や雑穀の種、穀粒さしあげます。受付/送付時期を設定しました。2005/3/26変更
たねの森 無農薬・無化学肥料の種の店を紹介2005/2/13追加
わが国初のビール麦品種−金子ゴールデン−が発芽2004/12/4追加
再利用ダンボールによる梱包2004/11/14追加
地ビール樽製品2004/11/14追加
「醸造装置のページ」を移動2004/10/4変更
メーンメニュー追加2004/10/4追加
新聞や雑誌の記事2004/9/19追加、10/4項目追加
自然力栽培2004/9/4追加
もちアワ出穂2004/9/6追加
野生酵母パンご注文の案内2004/9/4追加
地ビールご注文の案内2004/7/29追加
野生酵母パンが買える・食べられるところ2004/7/19追加
ウルチアワが発芽不良でした2004/7/5追加
当工房の地ビールが飲めるところ2004/6/3追加
麦や雑穀の種をさしあげます2004/5/6方法変更
付設店舗営業時間の表記2004/3/31追加
「地ビール」ビン製品2004/3/19-/4/21追加
地ビールの開発状況2004/2/4-/3/17変更
案内図2004/1/14-/2/4追加

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