麦雑穀工房マイクロブルワリー
動画と静止画
農場や製麦施設周辺の野生動物たち

  動画ファイルの形式=WMV(WindowsMediaオーディオ/ビデオ ファイル)
  撮影場所=おもに埼玉県小川町大字飯田小字兔平



動画  一部に静止画


Jアナグマ・小動物を漁る 2011年4月8日朝 60秒 854×480 58MB 426×240 12.6MB
 今年、はじめてアナグマの姿をみた。比較的、近いところで撮影した。私の存在がわからない筈がないだろうという距離。しかし、こちらの動静に無関係。食べ物を漁り続けている。ならばと、もっと近寄ってみた。んー、残念。森のなかに逃げてしまった。
 近ごろ、雑木がかぶさる町道の脇に、垂直の深い穴がいくつも掘ってある。自然薯が育つ場所である。それらの穴には、雑木の根が横切っているから、ヒトの仕事でない。ヒトは道具をつかう。普通のシャベルにせよ掘削具にせよ雑木の根などきれいに切ってしまう。野生の彼らは、根が横切っていても、それにかまわず、器用に掘り進む。
 アナグマの仕業か。自然薯のツルが少なくなり、今年はムカゴのおすそ分けがなかった。


Jイノシシ・ドングリを食べる 2011年2月10日夜 58秒 854×480 41MB 426×240 9MB 静止画
 近年になって、いのししが里にでるようになった。イモ類や稲穂を食べる。田畑を荒らす。
 獣の行動は自然の仕業。獣たちがそういう行動をとるようになった。大自然がそういう仕業をするようになった。そうなるように、この環境を加速度的に変化させたのはわたしたち人間にほかならない。
 しかし、困った。北に隣接した畑では「大豆も全滅」という。「耕作する気力がなくなった」という方もある。感電柵や猟友会の方々の活動の効果は一時しのぎでしかない。抜本的には、わたしたち人間が昔の生活にもどれば良いわけだ。しかし、私は半端者なので、それは現実には困難かなぁと思う。とりあえずできること。それは、里山の復活だろう。中山間地域に住み、そこの資源を活用する人々の定着、をうながすのがよいと思う。


J猛禽・ノスリ? 2011年3月20日朝 58秒 854×480 51MB 426×240 11MB 静止画
 製麦施設の裏山に巣があるのだろうか。この周辺を、気流に乗って気持ちよさそうに、舞う姿をときどきみる。
 製麦施設の前は谷津。特有のおもしろい風が吹く。平野部では南風のとき、ここでは北風になる場合が多い。その逆もあるし、しょっちゅう風向きが変わる。たびたび、中腹に、つむじ風も発生して、シモからカミに向かって移動する。


Jシジュウカラ・営巣1 昼 19秒 854×480 17MB 426×240 3.8MB 煙突にも 餌をねだるヒナ
Jシジュウカラ・営巣2 2011年4月10日朝 20秒 854×480 14MB 426×240 4MB
 シジュウカラの成鳥の体重は16gほど、たまごは2gに満たないという。小鳥。たいへん小さな鳥。その姿も鳴き声も愛らしい鳥である。
 庭にあるヤギの置物のなかに毎年、営巣する。この庭にはギャングネコが4匹、うろうろしている。かつて、タマはヤギのお尻に手を入れてヒナをつまみ出したことがある。言って分かるネコではない。ヒナがかえると心配事が増える。


Jルリビタキ・クヌギ山にくらす 1月18日昼 32秒 854×480 29MB 426×240 6.5MB 静止画
 ある冬の一時期。傾斜のあるクヌギ山にはいり、積み重なった落葉を集める。すると、ルリビタキが1〜2mほどの距離を置いて、落葉の下で越冬している昆虫をついばむ。
 ルリビタキは美しく、愛らしい。人なつこく近寄り、その姿をみせてくれるのは嬉しいが、人間の恐ろしさを知らないのは困る。


Jアオサギ・山郷に飛来 2001年9月8日昼 21秒 854×480 13.8MB 426×240 4MB
 この年、はじめてアオサギが飛来した。そのときは、何者なのか分からなかった。ただ、ただ、その大きさに感動した。その後、この時期に毎年のように飛来する。

Jサンショウウオ・やまみちで交通事故 2011年5月12日夕方 11秒 854×480 9.5MB 426×240 2.2MB
 町道のやまみち。サンショウウオはこのやまみちで交通事故に遭った。例年、このやまみちのくぼみに産卵する。卵のうがマガタマ状のトウキョウサンショウウオである。
 やまみちには砕石が敷いてある。このへんの砕石は黒い。卵のうが黒く見えるのはそのため。
 ところで、ここは製麦施設より上流へ600mほど登った場所。製麦施設より上流には民家がなく、耕作田畑もない。つまり、この町道は生活道路ではない。ところが、ここに四輪自動車が通る。目的のひとつは春の野鳥が狙い。違法である。ほかに上流にあるダムでの釣りが主。冬場、山仕事にゆく人が一人二人あるが、その方たちは徒歩か自転車。


Jヤマカカシ・カエルを飲む 2011年6月8日19時ころ 24秒 854×480 22MB 426×240 4.8MB
 小ぶりのヤマちゃん。自分の胴体よりも何倍もの大きさのヒキガエルを飲んでいる。ヤマちゃんの頭をたたいて吐き出させたが、ヒキガエルは骨が砕けていた。しばらくして再度、飲み込み始めた。大きく口を広げて、時間をかけて飲み込み、胴体の筋肉で骨を砕く。「ボキッ、ボキッ」っと聞こえる。


にゃんわん写真集


Jおやねこ こねこ

Jヤマイヌのサブとモモ


単独の写真


J玉虫とルリボシカミキリ 玉虫 ルリボシカミキリ
 製麦施設のすぐそばに集積した薪に産卵中の玉虫とカミキリムシ。今年伐採して集積した薪にはこの時期に寒冷紗を掛けて彼女らの産卵を避ける予定だった。しかし、カット・集積する前に、すでにたくさんの小型カミキリムシが沢山とりついてしまっていた。このため、その後に寒冷紗を掛けても無意味と思い、そのまま手抜きの状態になっている。

Jアブラムシを食べるテントウムシ
 農場の隅に一粒の種がこぼれて発芽した大麦。自給農場には珍しく、アブラムシを目にした。不思議なことに、この葉一枚にだけである。発見したとき、すでに、てんとう虫が飛来していた。
 自給農場では「害虫」による被害は経験がない。ただし、モグラがトンネル工事の際、植えたばかりのジャガイモや幼苗を持ちあげて枯らすことがある。とはいえ、その割合は、トンネルの通気効果やヨトウムシなどを捕食してくれるのに比べれば我慢の範囲にある。


Jひきがえる
 農場では草を抜かないのが基本。しかし、苗を植付ける際には雑草や作物残骸を刈り払う場合があるし、種まき直前には表土を削ることすらある。刈り払い高は、高いほどよいのは分かっている。しかし、低いほどきれいになるから、そのきもちの制御が難しいところである。
 敷き草マルチを退けると、こんないきものも棲んでいる。刃物を使用する際は気をつけなければならない。


Jおおきな青ちゃんの抜け殻
 製麦施設予定地周辺の主、青ちゃんの抜け殻。これほどきれいに脱いだ抜け殻ははじめて見る。目玉までわかる。牙まで脱ぎましたか。青ちゃんの年齢は推定30才。ここには大物の「青ちゃん」が2匹、それに毒蛇といわれるけれどもたいへんおとなしい「ヤマちゃん」と「マムちゃん」も大物が棲んでいて、これからの季節は町道対面の暖まったコンクリのうえで、そろって昼寝をする。

Jタマのおみやげ・マムシとキジ
 タマはいろんな生き物を捕ってきた。ネズミ、小鳥、ハト、キジ、ヘビなど。内緒だが、イカの丸焼きもあった。私の目の前に「ポトン」と落とす。
 圧巻なのがこのマムシとオスキジ。後者のオスキジ。知人の招きで佐久市の別荘を訪れたとき、知人が「疑似餌にオスキジの羽根が最高。入手できると嬉しい」という内容の話をされた。このときたしか、その知人からダッチウエストのストーブを頂き、軽トラに積んで持ち帰った記憶がある。タマも暖かい冬を過ごせる。
 拙宅に戻り、私専用の裏土間にまわった。するとその裏土間の出入り口から一歩のところにオスキジが一羽、無雑作に置いてあったのだ。偶然にしてはでき過ぎ。拙宅の隣接地ではキジの姿をみたことがない。タマのプレゼントだった。さっそく知人宅に発送した。知人からは毎月、川魚の燻製が届く。


J通勤路のオスきじ 青ちゃんを追ったキジ1 青ちゃんを追ったキジ2
 【中】キジのオス親が1mほどのアオダイショウを追っかけた。残念だが捕まらなかったし、シャッターを切ったころには藪のなかに逃げられていた。アオダイショウは、身長の半分ほど、50cmほども、かま首を持ち上げて、それは速かった、速かった。なにしろ追いかけるキジを必死で振り切った。災難の青ちゃんにはかわいそうだが、こっけいな光景だった。【右】この藪のなかに逃げたのは確か。キジは人間の存在などかまわず、藪のまわりをしばらく探していた。

Jスズメバチの巣?
 屋根裏の一番高いところにつくった。この年には、茅葺東屋を改修した。当初より茅の量が少ないため屋根に隙間があって雨漏りが多く、部材の腐食が年々進んできていた。本来なら全面改築したかったのだが手を抜いて、梁の交換、垂木の補強、茅(昨年のライ麦莢)を乗せるだけでしのいた。


麦雑穀工房マイクロブルワリー