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2010年
作業小屋建設


 予定地に隣接のクヌギ伐採 2010年2月中旬
 精鋭隊の応援 2010年3月16日
 予定地の整地 2010年4月21日
 骨組み材(製材所の端材)到着 2010年6月25日
 束石を埋めたが、掘っ立てがよいか 2010年7月6日
 
  

予定地に隣接のクヌギ伐採 2010年2月中旬
 予定地に隣接してかぶさっているクヌギ大木を伐採する。今年伐採するのは左の4本。どれもが明るい空間を求めて、町道側や予定地/農機具小屋側に傾斜している。倒したい方向とは逆の、町道側や予定地側に張っていた太い枝のカットや直径15センチ以下の幼木の伐採など、大木4本の伐採準備は1月中旬ころから少しずつ始めていた。
 昨日は4月中旬の気候だったのに、耕作放棄の谷津田にはまだ雪が残る。農具小屋の屋根には、あらかじめカットした直径15センチほどの太い枝の先端がひかかったため、薪を収納している小屋が45度傾いてしまっている。


根元に転がっているのは直径10〜15センチほどの幼木丸太。
 

 今年は予定地に隣接してかぶさっていたクヌギ大木4本だけの伐採。町道にのしかかっている5本は来年に繰り越し、カットと運搬もこれからの作業。


精鋭隊の応援 2010年3月16日
 田舎スイッチの取材を兼ねて、種まき大作戦の事務局長さんはじめ精鋭隊が製麦施設構築の応援に来てくれた。
 精鋭部隊の車の屋根に積んでいる竹は、あのイベントの際にも使っているテントの支柱。これを山積みして到着。


 おかげでこんなに綺麗になった予定地。


予定地の整地 2010年4月21日
 精麦施設予定地を整地。燃料用の薪をうず高く積んでおいた場所。薪の破片や虫の糞などが表土を肥やしていた。育苗培養土として活用するためにこの表土を運搬するとともに予定地を整地した。


カラハナソウ、和製ホップ、野生ホップ 2010年5月15日
 製麦施設予定地の西斜面に繁殖したカラハナソウは和製ホップであり、野生のホップでもある。これまでクヌギの大木が光を遮っていたが、今年から陽の光をたっぷり受ける。元気に蔓を伸ばして、大きな毬花をたくさんつけるだろう。うまくゆけば、今年の秋には野生ホップをつかった地ビールが誕生する。
 【左】野生ホップの根周辺にクヌギ丸太がのしかかっている。これ以上放置しておけないので、ひとまず丸太をわきによけて、蔓を整理する。そして【右】山から長い篠竹を切り出して、蔓を誘引する棚をつくった。
 

骨組み材(製材所の端材)到着 2010年6月25日
 近隣の製材所からでた端材を運搬していただいた。ユニック付きの4トン車1台分。


 杉の皮を屋根材に、肉の部分を骨組みに利用する算段だったので、杉の端材が欲しかったのだが、今期は杉の製材を終えたという。そこで、今回運搬していただいたのはほとんどが米松。皮がない。まあ、骨組みの建築には都合がよい。このため、杉皮による屋根葺き工事は来期に持ち越しとなる。


束石を埋めたが、掘っ立てがよいか 2010年7月6日
 コンクリート束石を4ヶ所に埋めた。が、柱を直接埋めるかどうか。水糸、曲尺、水準器をつかって水平や直角を出して埋設位置と穴の深さを確認したものの傾斜地なので結果として「いいかげん」でいいことになった。つまり高さの基準に、土地の傾斜を受け入れるのか、地球の重力を基準とするのか。それに4ヶ所を結んだ形状が、きれいな長方形がよいか、歪んでも平行四辺形ならよいか、台形になるかだが、「どうでもよい」とした。地形になじんで柱を立てる。ゆがんだ掘っ建て小屋は、風情がある。




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