麦雑穀工房マイクロブルワリー  2011年自然力の雑穀類

2011年
アマランサス

8月17日
 撒いたのが6月30日。アマランサスは発芽率が高いので鎮圧しなかった。しばらく猛暑が続いたものの、ほかの雑穀よりもよく発芽した。発芽が遅れた部分には一応、移植をおこなった。移植後もたいへん暑く乾燥した。それでもすべて活着した。発芽さえすれば、活着さえすれば、雑草に負けない。アマランサスはたいへん生育旺盛である。


9月11日
 出穂。雑草を抑えて元気に育っている。放任栽培でokだ。


9月19日
 登熟中のアマランサス。力強い。生命力が最も高まっているとき。


10月2日
 久しぶりに首都圏を直撃した15号台風。9月21日だった。それでも雑穀類に被害がほとんどなかった。


10月9日
 刈り取り作業。茎を長めに刈り取る。一束10本前後に束ねて追熟させる。
 葉を落としながら、虫食いのある穂を選別しながらの手間のかかる作業、3日間かけたが3割ほど残して終了した。
 アマランサスには虫の糞が混ざる。穀粒と同じ大きさ。比重も同じ。千粒重が0.8g前後。したがって機械選別が困難。どうすれば虫の糞を排除できるか。これまでの経験では
  @できるだけ遅く蒔く。今期は6月30日。早すぎたかも知れない。
  A収穫時に虫食いの穂をよく選別する。この段階でよく選別しておく。早まきを避ければ虫害が少ない。
  B手箕選をしっかりやる。手箕を軽くみてはいけない。手箕選のコツを得ればほとんどのゴミが除去できる。


10月10日
 カラカラに乾燥するまで掛けておく。


10月30日
 脱穀。脱穀機を低速でまわしておこなった。それでも2/3ほどがゴミとともに排出された。排出されたそれは自宅に持ち帰って後日、脱芒機で選別する予定。




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