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実施工事
製麦施設の排水工事


2010年7月16日 再び沢に戻す
 梅雨後期となった。梅雨明け前、道路が湿って掘りやすい時期に、町道を横切る配水管を埋設する。沢からの取水は24時間、かけ流しである。その水は一部麦が吸水したり蒸発したりしても、そのほとんどを再び沢に戻すことになる。放流地点は施設対面の沢。取水口より6百m余り下流だ。そこで施設対面に排水管を埋設する溝を掘ろうとした。1mほど掘り進んだところで巨大な岩盤にあたった。柄長2mのハンマーでたたいても火花が飛ぶだけでひび割れしない。ここを掘り進むのは断念。


「わだち」ができるわけ
 先の場所より5mほど下流に溝を掘った。配水管が町道を直角に横切る。「わだち」には両側と中央にイネ科の雑草が生えている。ところで、この施設予定地より上流には民家がなく、耕作田畑もない。つまり、この町道は生活道路ではないのだ。ところがこの「わだち」は四輪自動車のそれだ。なんのために四輪自動車が通るのか。ひとつは春の野鳥が狙い。捕れば違法とのたて看板があるにはある。ほかに上流にあるダムでの釣りが主。冬場、山仕事にゆく人が一人二人あるが、その方たちは徒歩か自転車だ。

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